石倉洋子氏がデジタル庁の事務方トップと言われるデジタル監に就任することが決まりました。
1949年生まれということで国内外の大学で学ばれた後、長年多くの企業で要職を勤められ、また大学教授としても活躍されています。
グローバルに活躍され輝かしいキャリアを積まれた石倉洋子氏の家族や経歴を振り返るとともに、SNSも使いこなす一面や趣味なども紹介します。
石倉洋子デジタル監の家族構成は?
石倉洋子氏の夫、お子さん、お孫さんなど、ご家族についてご紹介します。
石倉洋子氏の旦那さん(夫)は?
石倉洋子氏は結婚され、夫と3人のお子さんがいらっしゃいました。
しかし旦那さんは既に他界されています。
石倉洋子氏の公式ブログで「両親、そして夫を思う。。」というタイトルで投稿された記事があります。
ずっと以前夫が亡くなった時に、告別式で、
米国にいる3人の子供たちを紹介するときに、
生命力が強くいつも明るかった夫の血が
この3人には流れているから、
きっと大丈夫だと
(でも私は何でも一緒にやっていた人が
いなくなって心細いけど)といったことを
思い出しました。
(「Yoko Ishikura 公式ウェブサイト」2020年9月19日からの引用))
2020年に書かれた記事で「ずっと以前」と述べていることから、ここ数年に亡くなられた訳ではないようですね。
また旦那さんの名前や職業などのプロフィールは判明していません。
しかし石倉洋子氏の戸籍上の名前は「栗田よう子(くりた ようこ)」となっていますので、夫の姓は栗田氏だったと考えられますね。
また石倉洋子氏の旧姓が「石倉」となっていますので「石倉洋子」を通称名として結婚後も活動されていたと思われます。
石倉洋子氏のご両親は?
石倉洋子氏の公式サイトから、お父様が2020年9月3日に98歳でご逝去されたことが分かります。
お母様はもっと以前に亡くなっておられます。
お父様がご存命の時で、お母様の介護をお父様が一人で行っていたようです。
石倉洋子氏のお子さんやお孫さんは?
前章で記載した石倉洋子氏の公式サイト記事に「3人の子供」と書かれていますが、名前、生年月日、性別などは明らかにされていません。
文中にある通り、全員米国に住まわれているようです。
石倉洋子氏は72歳(2021年現在)ですから、40代くらいのお子さんがいらっしゃるかと思われます。
よってお孫さんもいる可能性が高いのですが、お孫さんに関する情報も公表されていません。
しかし石倉洋子氏は、夫から子供たちへと受け継がれた血は生命力の強いものと述べられています。
きっと、お孫さんたちも明るく元気な若者に生まれ育っているのではないかと思いました。
石倉洋子デジタル監の学歴や経歴は?
デジタル監に石倉洋子氏起用へ 一橋大学の名誉教授 https://t.co/uDWAAkmknW pic.twitter.com/X3wTrVXmmu
— MixMixSonic (@MixMixSonic) August 25, 2021
石倉洋子氏の学歴は以下の通りです。
- 名前:石倉洋子(いしくら ようこ)
- 本名:栗田洋子(くりた ようこ)
- 誕生日:1949年3月19日
- 出身中学校:フェリス女学院中学校
- 出身高校:フェリス女学院高等学校
- 出身大学:上智大学外国語学部英語学科
- 取得学位:
・バージニア大学大学院経営学修士
(MBA)
・ハーバード・ビジネス・スクール
(経営学博士:DBA)
日本人女性初の取得
石倉洋子氏の経歴は以下の通りです。
- 1985年 マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社
- 1992年 青山学院大学国際政治経済学部教授
- 1996年 エイボン・プロダクツ株式会社取締役
- 2000年 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授
- 2001年 第1期中央教育審議会委員
- 2004年 ボーダフォンホールディングス株式会社社外取締役
- 2004年 日本郵政公社理事
- 2005年 第20期日本学術会議副会長
- 2006年 商船三井社外取締役
- 2008年 総合科学技術会議議員
- 2010年 日清食品ホールディングス社外取締役
- 2010年 富士通社外取締役。
- 2011年 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授
- 2012年 一橋大学名誉教授。
- 2012年 ライフネット生命保険株式会社取締役
- 2014年月 慶應義塾大学退職
- 2014年 双日社外取締役。
- 2015年 資生堂社外取締役
- 2019年 積水化学工業社外取締役
- 2020年 TSIホールディングス社外取締役
- 2021年9月1日 デジタル庁・デジタル監に就任
石倉洋子氏の学歴や経歴は輝かしいばかりといった印象ですね。
石倉洋子デジタル監は実はYouTuberだった!SNSの達人!
72歳と言えば高齢者とのイメージを持たれてしまいますが、石倉洋子氏の場合は「高齢者=経験豊富な人材」といった図式が当てはまるかと思います。
いかに石倉洋子氏がインターネットを活用しているかをご紹介したいと思います。
石倉洋子デジタル監はHIKAKIN並のYouTuberだった
石倉洋子氏は早くからご自身のYouTubeチャンネルを開設し動画をアップロードして来ました。
石倉洋子氏のYouTubeチャンネルは以下の通りです。
【チャンネル名】Yoko Ishikura
【チャンネル登録者数】125人(2021年8月31日時点)
チャンネル登録者数が125人と言うと正直「ショボい」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
視聴再生回数についてはHIKAKINと比べたら月とスッポンです。
しかし石倉洋子氏がYouTubeチャンネルを開設したのは、2011年7月25日です。
この2011年7月25日とは、チャンネル登録者数988万人を超えるYouTuberであるHIKAKINがチャンネル開設した日の6日後です。
HIKAKINは2011年7月19日にチャンネル開設したのです。
当時のYouTubeは会員登録した人しか見れず、動画をアップロードしようとしても英語の解説しかなく、15分以上の動画はアップロード出来ない時代でした。
2011年HIKAKINはスーパーマーケットの社員後にYouTuberとなりましたが、石倉洋子氏は当時、慶應義塾大学大学院でメディアデザイン研究科の教授をしていました。
- 石倉洋子氏は、HIKAKINと同様にこれからは映像が身近な存在となる時代が来ると予見していた。
- インターネットにアクセスするユーザーのトラフィックで、動画が文章を上回る時代が来ると、Google幹部と同じ予見をしていたのかもしれません。
- GoogleがYouTubeを買収する前から、未来のメディアや映像技術の進歩に先見の明があったのでしょう。
10年前から今現在のデジタル社会を予見していたのか、石倉洋子氏に聞ける機会があれば聞いてみたいと思いました。
石倉洋子デジタル監はSNSの達人だった
石倉洋子氏はTwitterアカウントも運営しています。
ツイッターのアカウントの開設は、2009年6月です。
(公式Twitterアカウント:@yokoishikura)
石倉洋子氏は総合科学技術会議議員をしていた頃となります。
ツイートは日本語で行うこともあれば英語で行うこともあります。
既にこの頃からTwitterを利用して自己発信する日常を送っていたことになります。
石倉洋子氏はInstagramアカウントも運営しています。
石倉洋子デジタル監のインスタグラム初投稿は2015年6月2日です。
3回目の投稿(2015年8月15日)には何と「At the base of Ziptrek yeaterday.」と投稿。
この投稿をInstagramで見る
Ziptrekとは何かと言うと、ウィスラー山とブラッコム山の間にある深い渓谷をまたぐように、ケーブルが架けられています。
そのケーブルにぶら下がって反対側まで滑り降りるというアクティビティです。
高所恐怖症の私にはとても出来ないです。。
ウィスラー・ジップトレックのサイトは以下のリンクから見れます。
https://whistler.ziptrek.com/
実際にどんな光景が繰り広げられるのかは観て戴いた方が早いのでYouTube動画を以下に掲載します。
【動画名】北米最長のジップライン-ブリティッシュコロンビア州ウィスラーのサスカッチ
【チャンネル名】Earth Titan
石倉洋子氏は、このアクティビティに昨日チャレンジしたと自撮り写真をインスタグラムにアップされていました。
何ともアクティブな女性ですね!
2015年、石倉洋子氏は資生堂の社外取締役でありました。
石倉洋子デジタル監の趣味は?ブルーインパルスファン?
石倉洋子氏の趣味は料理と飛行機を眺めることだそうです。
気分転換は飛行機を見ることと、料理?このところ後者が多い。。。https://t.co/V6mZ2vCTmU
— Yoko Ishikura (@yokoishikura) August 30, 2021
料理を趣味としている女性は多いかと思いますが、飛行機を眺めるのが好きというのは意外な趣味でした。
海外で行われる学会参加、旅行先、出張先等で飛行機に乗る機会は多そうですね。
しかし普通の旅客機だけでなく戦闘機にも興味があるようです。
戦闘機といってもブルーインパルスによる曲芸飛行がお好きなようです。
ご自身のウェブサイトで「ブルーインパルスを見逃した!」という記事を投稿されました。
パラリンピックの予行?で都心を飛んだブルーインパルスを見逃してしまいました。
先日のオリンピックの予行は遠くから見えましたが。もう予行はやらないのかなあ?
(「Yoko Ishikura 公式ウェブサイト」2021年8月22日からの引用))
ご自身のウェブサイトにブルーインパルスの七機編成の飛行風景の写真とブルーインパルスのYouTube動画を掲載しています。
石倉洋子氏が就任するデジタル監はどんなポジション?
石倉洋子氏がデジタル庁内でデジタル監という職につくのですが、いたいどんなポジションになるのか?
デジタル庁の組織図を調べ、以下に掲載します。
デジタル監はデジタル大臣と副大臣・大臣政務官の直下に置かれるポジションです。
内閣総理大臣、デジタル大臣、副大臣、大臣政務官は全て政治家が就任するポストであり、デジタル監が省庁の役人など官僚がつく最高の役職です。
この役職を「事務方トップ」と呼びます。
新しく発足するデジタル庁ですが、官僚といった役人がデジタル監に就任せず、民間人である石倉洋子氏を登用することになりました。
|
石倉洋子氏の経歴まとめとデジタル庁「デジタル監」就任についての感想
石倉洋子氏の経歴を振り返って見ると「語学」「コンサルティング」「企業経営」「グローバル戦略」「学校教育」「メディアデザイン」といった分野にあたるとの印象を受けました。
「デジタル」や「IT」といった分野での活動経歴に欠けるのではといった声が、一部の専門家やメディアから上がっています。
「デジタル監」という役職は専門外であり、他の省庁で言われる「お飾り職」になってしまい大きな役割を担えないのではという厳しい意見もあります。
デジタル庁の事務方トップをわざわざ民間から起用する必要があったのかという疑問を呈する人もいますが、「デジタル監」就任にあたって民間人は、それまでの職務を全て辞職しなければなりません。
石倉洋子氏はデジタル監の職を引き受けるにあたって相当の覚悟を持って決意されたと思います。
デジタルには素人であっても、民間企業のグローバル化が進む世界の最前線に身を置き、世界のイノベーションに触れてきた経験は大変貴重なものだと思います。
また国際業務の豊富さや慶應義塾大学大学院でメディアデザイン研究科の教授を勤めるだけの見識があります。
そしてインターネットではご自身の公式ウェブサイトを運営し、YouTube、Twitter、InstagramといったSNSも早くから駆使しています。
「デジタル監」という要職に役人とのしがらみのない立場から就任した石倉洋子氏の今後の活躍に期待したいと思います。
以上、石倉洋子氏の学歴・経歴・家族などのプロフィールやSNS活動や趣味といった人物像にも迫ってみました。
最後までお読み戴き有難うございました。