葉一(教育系YouTuber)の学歴・家族・年収や人気ランキングは?

葉一(はいち)さんは今や教育系YouTuberとして大活躍されチャンネル登録者数は155万人を突破しました。

2012年からYoutubeで動画をアップされていましたが、NHK番組や情熱大陸(MBS系列)で紹介されてからは飛躍的に登録者数も増え大注目されました。

また東大王などのバラエティ・クイズ番組にも出演されたり活躍の場を拡げています。

そんな葉一さんの学歴を含め経歴・家族・年収等を調査し人気の秘密に迫ってみました。

教育系YouTuber・葉一の学歴やプロフィールは?

葉一さんの学歴を含むプロフィールは以下の通りです。

  • 名前:葉一(はいち)
    (本名は非公開)
  • 誕生日:1985年3月11日
  • 生誕地:福岡県
  • 出身地:群馬県
  • 出身高校:群馬県立館林高等学校
  • 出身大学:東京学芸大学教育学部
    (小学校と中学校の教員免許取得)
  • 職業:YouTuber(2012年~)

教育系YouTuberになるまでの葉一の職業経歴

葉一さんは大学卒業後すぐにYouTuberになった訳ではなく会社員経験等をされています。

新卒で教材販売会社に就職

葉一さんは当初、教員になるため大学の教育学部に進学されました。

群馬県立館林高等学校時代に出会った恩師となる先生の授業や人柄を尊敬するようになり、教師という職業に憧れを持つようになったそうです。

しかし大学時代の教育実習先の学校現場を見て、授業以外の事務作業の多さに驚いたそうです。

自分の思い描いていた教師像とのギャップが余りにも大きく教師への道を断念しました。

その後、実社会で自らの修行のために敢えてキツイ仕事を経験したいという思いから教材販売会社に入社します。

そして飛び込み営業という、家を一軒一軒周って教材を訪問販売する営業職に就きました。

飛び込み営業は話を聞いてもらうどころか、呼び鈴を押すと「二度と来るな」等と言われるのが当たり前で、玄関も開けてもらえない、「押し売りはお断り」の一言で追い払われたり、稀に塩をまかれたりすることもある大変キツイ仕事です。

営業成績も特に秀でたものとは言えない結果でしたが、人とのコミュニケーション能力の向上には大変役立ったと葉一さんは振り返っています。

しかし持病である腎臓の病気が悪化することになりました。

「社会人として長く生活したいなら今辞めた方がいい」との医者の言葉を受けて、教材販売会社は10ヶ月程で退職されました。

個別指導の塾講師に転職

葉一さんは教材販売会社を辞めた2ヶ月後に、当初の夢であった生徒に勉強を教えるという職業として個別指導が売りの塾の講師に転職します。

勉強を教えるというのは葉一さんにとって天職だったのでしょう。

契約社員から成り上がり、半年以内にトップ講師になりました。

そして埼玉県内で複数の教室を担当するまでになります。

しかし悪化してゆく会社の体制に不満が募り3年程で辞めてしまいます。

葉一さんはこの仕事で塾の月謝が余りにも高く、経済的に貧しい子供は塾に通えないという現実を知ることになりました。

この現実が葉一さんの人生を大きく変える転機となります。

葉一が教育系YouTuberへの道を歩んだわけ

葉一さんは経済的理由から塾に通えない子供に何かできないかと考え、2012年6月からYouTubeで授業風景を撮影した動画を投稿し始めました。

人気YouTuberであるHIKAKINさんの存在をニュースで知った葉一さんは、授業の様子を撮影した動画を公開したら多くの人に見てもらえると思い、その翌日に動画を初投稿しました。

当初はYouTubeで自分の存在を知ってもらえば、本の出版や講演の依頼が貰えると思っていたそうです。

しかし1年後に広告仲介という形で、動画が再生されれば収益を得られるということを知ったそうです。

こうして葉一さんはYouTuberを職業とすることにしたんですね。

教育系YouTuber・葉一の家族は?

葉一さんがご結婚されたのは塾の講師を辞めた直後だそうです。

YouTubeチャンネルの開設が2012年ですので、1985年生まれの葉一さんが27歳の時ですね。

葉一さんはWebサイトの取材に対して以下のように述べています。

実は塾を辞めた後に結婚して、2か月後に動画投稿を始めたんです。

妻には「30歳になるまでに形にならなかったら諦めるから、やらせてくれ」とお願いしました。

当時は先の見えない試みに理解を示してくれて、心から感謝しています。
(「新・あの人に聞きたい 私の選んだ道」https://www.j-n.co.jp/kyouiku/からの引用)

葉一さんのYouTuberとしての成功は、奥様の葉一さんに対する理解や信頼があったからと言えますね。

葉一さんの奥様のプロフィールについては何も公表されていません。

お名前、誕生日、出身地、学歴など全て非公開となっています。

ただ葉一さんには2人の息子さんがいることを公表されています。

  • ご長男は2013年4月6日生まれです。
  • 名前はTwitterで「みなちょ先輩」と紹介していますが本名は公表していません。
  • ご次男は2016年5月6日生まれです。
  • ご長男同様に本名は公表されていません。

教育系YouTuber・葉一の気になる年収は?

葉一さんの年収をYouTubeの広告収入に限って試算してみます。

YouTubeの広告平均単価による試算

葉一さんのYouTubeチャンネルはメインとサブの2つあります。

①【メインチャンネル:とある男が授業をしてみた】

https://www.youtube.com/c/toaruotokohaichi/featured)

②【サブチャンネル:とある男が息抜きしてみた】

https://www.youtube.com/user/toaruotokogame/featured)

①メインチャンネルは2012年6月1日に登録されており、現在(2021年8月30日時点)の総視聴回数は 459,876,069回となっています。

②サブチャンネルは2014年2月20日に登録されており、現在の総視聴回数は 431,625回となっています。

YouTubeからの広告収入は、動画を公開してユーザーに動画が視聴されることで、表示された広告に応じて報酬が発生します。

平均的な1再生あたりの報酬は0.1円と言われています。

よって10万回再生されて1万円ということになります。

0.1円はあくまで平均単価なので、0.1円より高い単価の広告ジャンルもありますし、逆に0.1円よりも低い単価の広告ジャンルもあります。

ここでは平均単価の0.1円で計算すると以下の通りとなります。

①メインチャンネル
459,876,069×0.1÷9(チャンネル運営年数)=5,109,734円

②サブチャンネル
431,625×0.1÷7(チャンネル運営年数)=6,166円

大変大雑把な計算をしてみましたが、サブチャンネルは微々たるものなのでメインチャンネルのみでの試算結果としては年収500万円位となります。

しかし葉一さんのコンテンツはテレビ番組で紹介されたり、自分の子供に見せたいと思う親から高い評価を受けている教育系動画です。

つまり教育系YouTuberとして葉一さんはトップクラスの人気を誇っている訳です。

再生単価の高い広告ジャンルとしては、不動産・保険・金融・健康などが挙げられます。

これら高単価のジャンルの広告再生単価は2円~3円となる場合もあります。

よって試算に使った0.1円はかなり控えめに見た低単価だと言えます。

葉一さんの場合、例えば平均単価が5倍の0.5円とすれば年収は2500万円くらいになりますし、10倍の1円とすれば年収5000万円クラスになります。

高収入のYouTuberは「案件」収入で稼いでいる

有名YouTuberは、実は動画の再生回数に応じた広告収入より「案件」収入でより大きな収入を得ています。

「案件」とは企業とのタイアップで作成された動画です。

YouTuberの報酬の大部分を占めていると言っても過言ではない程、大きく稼げる可能性があります。

企業から動画内である商品を紹介して欲しいと依頼され動画で紹介したり、動画の概要欄にリンクを記載し企業サイトへ誘導することで高額な報酬を得られます。

報酬は案件のジャンルやYouTuberのチャンネルの登録者数によって変わります。

登録者数が多いYouTuberは1本の動画で100万円以上の報酬を得ることも珍しくはありません。

しかし高収入のYouTuberが「案件」の動画でいくらぐらい稼いでいるかは企業との契約において守秘義務がありますから実態の把握は難しいですね。

葉一さんのチャンネルにアップロードされている動画は学生に向けて授業をしている動画がほとんどです。

営利目的と感じさせるYouTubeチャンネルとはなっていませんので、案件で稼ぐYouTuberとは一線を画していると言えるのではないでしょうか。

教育系YouTuberランキングに葉一がランクイン

2021年8月23日に「テラコヤプラス by Ameba」サイトで「【2021年版】保護者500人が選ぶ教育系YouTuber人気ランキング!」が発表されました。

昨今、教育系YouTuberとして芸能人がYouTube市場に参入して来ています。

ランキング内容を見ると以下の通りとなっていました。

  • 【1位】
    お笑い芸人・小島よしおのYouTubeチャンネル「小島よしおのおっぱっぴーチャンネル」
    (チャンネル登録者数 11万人)
  • 【2位】
    お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦の子どもから大人まで幅広い世代に人気の「中田敦彦のYouTube大学」
    (チャンネル登録者数 406万人)
  • 【3位】
    謎解きクリエイターの人気タレント・松丸亮吾のYouTubeチャンネル「松丸亮吾【ひらめきラボ】」
    (チャンネル登録者数 20万人)
  • 【4位】
    葉一のYouTubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」
    (チャンネル登録者数 155万人)
  • 【5位】
    お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーによるYouTubeチャンネル「カズレーザーの50点塾」
    (チャンネル登録者数 25万人)

葉一さんが4位にランクインされていますが、他は芸能人やタレントとなっています。

それらのチャンネルは、教育系といってもエンタメ要素の強いコンテンツとなっていますね。

また葉一さんとは明らかにターゲットとなる視聴者も違いますね。

しかし葉一さんもテレビ番組への出演が増えて来ています。

以前は教育系YouTuberとしての紹介番組が多かったですが、クイズ・バラエティの「東大王」にも出演されました。

今後、学識を武器にYouTubeに限らず活動の場を拡げていくかもしれません。

まだ36歳(2021年現在)とお若い年齢ですから今後も新たな分野へ挑戦される可能性は高いですね。

教育系YouTuber葉一の学歴・家族・年収や人気度についてのまとめ

スマートフォンが普及し高校生は勿論、小・中学生も所有している割合が多くなりました。

またコロナ禍によって学校の授業がオンラインで行われる事態が当たり前になってしまいました。

そのため安い中古パソコンの売買が盛況ともなっています。

そのような現況下で学生には「学校での授業」と「塾での授業」に加えて、第3の教育手段として「YouTubeの授業動画」が位置づけられつつあります。

葉一さんのように、今後は予備校や塾の講師といった方々がYouTubeに授業や勉強の解説動画をアップロードすることが増えていくように思われます。

勉強手段の多様化は歓迎すべきことです。

葉一さんがYouTubeを始める動機となった経済的事情によって塾に通えない子供達が、インターネット上の動画を通して勉強の機会を得られることが出来るようになりました。

格差社会が深刻化し日本社会の分断が進む中、葉一さんのYouTube活動は明るい未来を期待させてくれました。

今後も葉一を含め教育系YouTuberの方々の活動に注目して行きたいと思います。

以上、葉一さんの経歴や教育系YouTuberの活動事情ついて調べてみました。

最後までお読み戴き有難うございました。