滝川英治さんは俳優として活躍されていましたが2017年のドラマ撮影中に起きた自転車転倒事故により脊髄を損傷し車椅子生活を送っています。
その後懸命なリハビリ生活を送る中、2021年8月24日の東京パラリンピック開会式では映像出演されました。
また2021年8月20日には絵本作家デビューを果たしています。
滝川英治さんの撮影中の事故(事故現場画像あり)から現在の活動状況についてまで調べてみました。
滝川英治のドラマ撮影中の自転車転倒事故(事故現場画像)
2017年9月15日の深夜にドラマ「弱虫ペダル Season2」(BSスカパー!)の撮影で、自転車走行中に転倒し全身を強く打ちました。
事故現場は下り坂の右カーブとなっており原付バイクを抜くシーンで左側に大きく逸れ、道端にあったコンクリートの縁石に衝突してしまいました。
事故の原因は路面上の段差でタイヤが滑りハンドル操作を誤った可能性があるとされています。
事故後ドクター・ヘリによって病院へ緊急搬送されました。
手術後、病名は脊髄損傷と診断されました。
ドラマは代役を立てて予定通り放送されたものの、滝川英治さんがその後の10月に出演する予定であった舞台「Live Musical【SHOW BY ROCK!!】-深淵のCrossAmbivalence-」は降板となりました。
その後、2018年2月25日に自身のブログにおいて脊髄損傷による怪我や後遺症と闘うためのリハビリを行うと公表されました。
事故直後は首から下が全く動かない状態だったそうです。
その後、左親指や左腕がわずかながらも動かせるようになり、右腕の感覚も戻り始めるに至ったようです。
しかし指が未だ動かせずペンを口に加えて書いていることをブログで明かしていました。
2018年10月18日には病院を退院したことを自身のブログで公表しています。
その後、2019年12月20日にエッセイ集「歩」(主婦と生活社)を出版されました。
2020年1月11日には同著の発売記念お渡し会を開催しました。
そして、この日に俳優引退を決意したと「週刊女性PRIME」(主婦と生活社:2020年3月8日号)で報じられました。
滝川英治が絵本作家としてデビュー
滝川英治さんは2019年12月20日に初のエッセイ集「歩」を出版されたことを上述しましたが、今般は絵本を出版されました。
2021年8月20日に絵本「ボッチャの大きなりんごの木」(朝日新聞出版)を発売され、絵本作家としてデビューされた訳です。
久し振りに滝川英治さんの近況が報じられた訳ですが、文章だけでなく絵本を創る活動をされていたとは知りませんでした。
事故による後遺症に負けず精力的に活動されている滝川英治さんには感動を覚えました。
また事故の後は指を動かすことが出来ず、ペンを口にくわえて文字を書いていたことを上述しましたが、絵本を描くまでにリハビリ活動をされていたことには驚きました。
/#滝川英治 が絵本作家デビュー!
『 #ボッチャの大きなりんごの木 』が8/20発売
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「ケガをしてからの4年間の魂をつぎ込んだ作品」パラリンピック競技”#ボッチャ“が創作ヒントに
▼詳細▼https://t.co/Zem5Z9Vnwx pic.twitter.com/h5i8ELeBKJ
— スマートボーイズ☆スマボ (@sumabo_jp) August 19, 2021
滝川英治さんはこの絵本には、あるメッセージを込めているとのことで以下に掲載します。
滝川は「どんな障害にぶち当たっても、必ず未来があるんだ」というメッセージを込めて、絵本を制作。
口にくわえたスティックを用い、タブレットで絵を描いた。
絵本では、ロードバイクの大会に参加する、自転車が大好きなゾウのボッチャの姿が描かれる。
主人公の名前“ボッチャ”はパラリンピックの競技から取られたもので、「ボッチャは老若男女誰でも笑顔でできるスポーツ。
僕のような重度の障がいがあっても挑戦できます。
ボッチャがもつ可能性の広がりは、僕がかきたいテーマとも根底で繋がっているように感じます」と滝川はコメントしている。
(「ステージナタリー」からの引用:2021年8月27日 https://natalie.mu/stage)
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滝川英治の東京パラリンピック開会式での映像出演
滝川英治さんは、2021年8月24日の夜に国立競技場で行われた東京パラリンピックの開会式で映像出演されました。
東京パラリンピック開会式。
始まりのホイッスルを吹かせて頂きました。
世界的な祭典に参加させて頂き、本当に光栄に思います。
一晩経ってもまだ興奮が冷め上がりません。
この大会がインクルーシブな社会への第一歩となりますように😉#東京2020 #パラリンピック #開会式 pic.twitter.com/reYcOP81HK— 滝川英治オフィシャル (@eiji_takigawa) August 25, 2021
絵本作家デビューされた直後にパラリンピックにも映像出演されるとは大変なサプライズでした。
SNSでは滝川英治さんの出演に驚いたり感動や嬉しさを述べるコメントが多く、大変好評な反応で溢れていました。
まだまだ俳優や絵本作家以外の分野でも活躍を期待される声も多く見受けられました。
滝川英治さんの東京パラリンピック出演について、滝川クリステルさんがSNSで熱い思いをコメントされていました。
滝川クリステルさんは滝川英治さんの従兄弟(従姉)にあたり、事故後の滝川英治さんの回復に向けたサポートを熱心に行われていました。
滝川クリステルさんの弟さんである滝川ロランさんは徒弟になります。
また滝川英治さんのお姉さんは、フリーアナウンサーの目黒陽子さんです。(めぐろ ようこ・旧姓:滝川)
滝川英治さんは多くの有名人親族に囲まれていたんですね。
滝川クリステルさんはご自身のSNSで「彼の凛々しい動く姿を久しぶりに見ることができて、胸が本当に熱くなりました」とコメントされています。
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滝川英治の事故経緯から絵本作家デビューまでの活動のまとめ
後遺症や障害と闘っている滝川英治さんの絵本から得られるメッセージは、多くの人々に勇気を与えてくれるものだと思います。
今後の作品についても注目を集めそうですね。
また滝川英治さんの生き様を見て思ったことは、車椅子の生活になったからといって俳優活動が出来ないとは限らないということです。
滝川英治さんの勇気と努力によって今までの常識を覆すような創作活動や芸能活動を観れるかもしれません。
今後も滝川英治さんの活動を見守って行きたいと思います。
以上、滝川英治さんの事故後の経緯、絵本作家デビューや東京パラリンピックへの映像出演など今現在の活動としてまとめてみました。
最後までお読み戴き有難うございました。